受賞・採択

インテリアになる知育家具。「MINORINO(みのりの)」が東京都中小企業振興公社 中小企業ニューマーケット開拓支援事業に採択されました

株式会社NEM(本社:東京都葛飾区、代表取締役CEO:志村千奈都)が運営する「インテリアになる知育家具。」をコンセプトとした幼児向け知育家具ブランド「MINORINO(みのりの)」が、公益財団法人東京都中小企業振興公社(以下、公社)の「中小企業ニューマーケット開拓支援事業」の支援対象製品に採択されました。

中小企業ニューマーケット開拓支援事業について

中小企業ニューマーケット開拓支援事業は、都内中小企業が開発した優れた製品、技術、サービスを東京都中小企業振興公社が支援する事業です。大手商社やメーカー等で開発・製造・営業など豊富な経験を有する公社ナビゲーターによる審査を経て支援対象製品として採択されます。本採択により、MINORINOは公社の支援のもと、マーケティング戦略策定や販路開拓に関する支援を受けることが可能となりました。

MINORINOについて

MINORINO(みのりの)は、モンテッソーリ教育の理念に基づき、子どもの自立心と創造性を育む幼児向け知育家具ブランドです。2023年の立ち上げ以来、「インテリアになる知育家具。」をコンセプトに、リビングに子どもの自立心を育むテリトリーをつくる家具としてご関心をお寄せいただいています。国際モンテッソーリ教師の監修による設計と、大人の空間にも調和するデザイン性の高さから、第17回キッズデザイン賞(2023年)および国際的に権威あるiFデザインアワード2024を受賞するなど、その革新性と品質の高さが認められています。

製品特徴

  • デザイン性: 子ども用家具にありがちなカラフルな色使いやキャラクター装飾を避け、ナチュラルウッドとブラックの洗練された配色を採用。シンプルでモダンなデザインにより、リビングなどの大人の空間に自然に溶け込みます。インテリアとして価値のある美しさと機能性を両立し、子ども向け製品ながら「置きたくなる家具」として設計されています。
  • 教育効果: 国際モンテッソーリ教師監修のもと、「子どもが自分で考え、自分で行動できる」環境づくりを追求。オープン棚設計により収納場所が一目瞭然で子ども自身がお片付けしやすく、自立心を育みます。三方が囲われたデスク設計は外部からの視覚的刺激を抑え、子どもの集中力向上をサポート。実際の導入家庭からは「子どもが自ら片付けるようになった」「集中して取り組む時間が増えた」など、行動変容の報告も多くお寄せいただいています。就学前からの正しい姿勢での学習習慣づくりにも貢献し、将来の学びの土台を育みます。
  • 機能性: デスク5段階、チェア4段階の高さ調整機能により、1歳半~7歳頃まで体格に合わせて長期間使用可能。デスク・チェア・シェルフ・チェストを自由に組み合わせられるモジュール式設計で、住環境や子どもの成長に合わせたフレキシブルなレイアウトが可能です。A3サイズの画用紙も収納できるワイドな引き出しや、文具・小物の整理に最適なペグボード、本の表紙が見える絵本用ブックスタンドなど、使いやすさを追求した機能性を備えています。
  • 素材・安全性: 主構造部には耐久性に優れたラバー無垢材、天板には天然素材の「リノリウム」を採用。リノリウムは筆記時の適度な弾力を提供し、下敷き要らずでスムーズな運筆をサポートします。抗菌・抗ウイルス・脱臭・抗アレルギー効果も備えるなど、清潔な環境を保てる効果も兼ね備えています。全ての塗料は第三者機関により食品衛生法適合を確認済みで子どもが触れても安全。引き出し上部には指はさみ防止の隙間設計を施し、安全性と使いやすさを両立しています。サステナブルな素材選択にもこだわり、環境にも配慮した設計となっています。

本採択を受けての今後の展開

今回の支援採択を受け、MINORINOは従来の公式オンラインストアでの直販に加え、専門店などリテール市場への販路拡大、そしてホテルや商業施設、保育施設など法人向け展開を強化していく予定です。教育現場や公共空間でも使いやすい新製品の開発も検討しており、子どもの未来を支える環境づくりに貢献してまいります。

株式会社NEM 代表取締役CEO 志村千奈都